読書日記

お薦めの本を紹介します

子どもの脳を傷つける親たち

  子どもの脳を傷つける親たち

  友田明美   NHK出版新書

 

以前(2018年11月)にテレビで、NHKのプロフェッショナル 仕事の流儀で小児

神経科医の友田明美氏を知ったので、本書を手に取りました。

マルトリートメント(不適切な養育)によって子どもの脳が”物理的”に傷つくということを初めて知りました。それも、本人への身体的な虐待ではなく、驚くこと

に、両親間の身体的暴力を目撃した時よりも、言葉の暴力に接したときのほうが、脳へのダメージが大きいということです。

普通の家庭では、両親間で身体的暴力は無くても、言い争いは普通に有ると思う

が、程度や回数によっては、子供の脳にダメージがあるということだ。

内容紹介
 脳が損傷するという衝撃の事実

 

 不適切なかかわりが、子供の脳を変形させる

 脳科学が明らかにした驚くべき事実

 

 「子供の前での夫婦喧嘩」、「心ない言葉」、「スマホ・ネグレクト」に

 「きょうだい間の差別」-。

 マルトリートメント(不適切な養育)が子供の脳を「物理的」に傷つけ、学習欲

 の低下や非行、うつや統合失調症などの病を引き起こすことが明らかになった。

 脳研究に取り組む小児科医が、科学的見地から子供の脳を解明し、傷つきから

 守る方途と、健全なこころの発達に不可欠である愛着形成の重要性を説く。

目次

序 章 健全な発達を阻害する脳に傷つき

第一章 日常のなかにも存在する不適切な養育

第ニ章 マルトリートメントによる脳へのダメージとその影響

第四章 健やかな発育に必要な愛着形成

終 章 マルトリートメントからの脱却