読書日記

お薦めの本を紹介します

103歳になってわかったこと

 103歳になってわかったこと 

        人生は一人でも面白い

   篠田桃紅    幻冬舎文庫 

 

一〇三歳になってわかったこと 人生は一人でも面白い

一〇三歳になってわかったこと 人生は一人でも面白い

 

 

内容紹介 

「いつ死んでもいい」なんて噓。生きているかぎり、人間は未完成。大英博物館メトロポリタン美術館に作品が収蔵され、一〇〇歳を超えた今なお第一線で活躍を続ける現代美術家・篠田桃紅。「百歳はこの世の治外法権」「どうしたら死は怖くなくなるのか」など、人生を独特の視点で解く。生きるのが楽になるヒントが詰まったエッセイ。

著者紹介

篠田桃紅(しのだ・とうこう)

1913年、中国・大連に生まれる。5歳の時、父の手ほどきで初めて墨と筆に触れ、以後独学で書を極める。第二次世界大戦後、文字を解体し、墨で抽象を描き始める。1956年渡米し、ニューヨークを拠点にボストン、シカゴ、パリ、シンシナティ他で個展を開催。58年に帰国して後は、壁画や壁書、レリーフといった建築に関わる仕事や、東京・芝にある増上寺大本堂の襖絵などの大作の一方で、リトグラフや装丁、題字、随筆を手掛けるなど、活動は多岐にわたった。1950年代の激しい筆致はやがて叙情性をたたえ、80年代から90年代にかけては、線はより洗練された間を構成していった。
近年、面と線は寄り添い、朱はあくまで高貴に、墨は静かに鋭く、あるいは控えめに層をなしている。
2005年、ニューズウィーク(日本版)の「世界が尊敬する日本人100人」に選ばれた。また同年、5メートルを超える絵画を制作するなど、筆勢は留まることがない。

目次

第1章  一〇三歳になってわかったこと(私には死生観がありません
    百歳はこの世の治外法権 ほか)
第2章  何歳からでも始められる(なんでも言っておく、伝えておく
    頼らずに、自分の目で見る ほか)
第3章  自分の心のままに生きる(自由を求めて、今の私がいる
    自分が一切である ほか)
第4章  昔も今も生かされている(よき友は、自分のなかで生きている
    物は思い出の水先人 ほか)