残酷な王と悲しみの王妃
中野京子 集英社
内容
運命の支配か。宿命への挑戦か。アン・ブーリン、マルガリータ・テレサ、イワン雷帝etc.数百年の時を超え、王族たちの生々しい息遣いがここに甦る。『怖い絵』の著者がヨーロッパ王朝の光と影を辿る歴史読み物。
著者紹介
中野 京子(なかの きょうこ)
北海道生まれ。早稲田大学講師。専門はドイツ文学・西洋文化史。著書に『名画で読み解く ハプスブルク家 12の物語』(光文社新書)、『怖い絵1~3』(朝日出版社)、『危険な世界史』(角川書店)、『恐怖と愛の映画102』(文春文庫)、『おとなのための「オペラ」入門』(講談社+α文庫)、『歴史が語る 恋の嵐』(角川文庫)、『メンデルスゾーンとアンデルセン』(さ・え・ら書房)など、訳書にツヴァイク『マリー・アントワネット上・下』(角川文庫)などがある。
目次
はじめに
第一章 メアリー・スチュアート
第二章 マルガリータ・テレサ
第三章 イワン雷帝の七人の妃
第四章 ゾフィア・ドロテア
あとがき
第五章 アン・ブーリン