私とは何かさて死んだのは誰なのか
- 作者: 池田晶子,NPO法人わたくし、つまりNobody
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/04/02
- メディア: 単行本
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内容紹介
ベストセラーとなった『14歳のための哲学』をはじめ、専門用語や権威によらず自らの言葉で「考える」ことの大切さを説き、世代を超えた愛読者を持つ池田晶子氏。
本書は、池田氏の著作権者であるNPO法人「わたくし、つまりNobody」の編集協力により、残された貴重な未発表・未収録作品を集めた「最後の新刊」となるエッセイ集です。
最初期から晩年までの作品を通して、池田氏の哲学の出発点であり、哲学にとって永遠のテーマである「私が存在するとはどういうことか」「考えるとはどういうことか」を伝える本書は、ファンのみならず初心者の方にも読みやすい一冊となります。
●主な内容
池田晶子氏が残した単行本未収録の講演原稿、産経新聞連載コラム「はてなの深度」ほか新聞および雑誌掲載エッセイ、池田氏の哲学の原点を記す幻の初期名編「わたくし、つまりNobody」、小学生のときに書いた短編小説「空を飛べたら」までを収録。池田晶子氏の「原点」にして哲学の原点を伝える、「最後の新刊本」。
著者紹介
池田晶子(いけだ あきこ)
(1960-2007)1960年東京生まれ。文筆家。慶応大学文学部哲学科卒業。専門用語を使わず、哲学するとはどういうことかを日常の言葉で語る「哲学エッセイ」を確立した。2007年2月23日、死去。著書『知ることより考えること』『勝っても負けても―41歳からの哲学―』『41歳からの哲学』『2001年哲学の旅』『死と生きる―獄中哲学対話―』(以上、すべて新潮社)、『14歳の君へ』(毎日新聞社)、『14歳からの哲学』『人生のほんとう』(以上、トランスビュー)、『新・考えるヒント』(講談社)など。
目次
1 問いの始まり
2 はてなの深度
3 ロゴスのクロニクル
4 どちらであるにせよ
5 自由を求め、問いはつづく
付録 空を飛べたら