読書日記

お薦めの本を紹介します

専門書より深い児童書

教養は児童書で学べ

 出口 治明  光文社新書 

教養は児童書で学べ (光文社新書)

教養は児童書で学べ (光文社新書)

 

 内容紹介

社会のルール、ファクトの重要性、大人の本音と建前、
ビジネスに必要な教養、世の中の渡り方まで――
大切なことは、すべて児童書が教えてくれた。

短時間で読めるのに、専門書より深い。
この児童書の世界、大人が知らないのはもったいない。
珠玉の10冊をじっくり読み解く出口流・読書論の集大成! 

◎「はじめに」より◎
子ども向けに本をつくろうとしたらごまかしがききません。つまらないとすぐにそっぽを向いてしまいますから。
だから、いい児童書は、無駄をすべて削ぎ落としたうえで、ていねいにつくってあるのです。
児童書は、子どもの気持ちにならないと楽しめない本ではなく、優れたものは、子どもが子どもとして楽しめるのと同様に、大人も大人として楽しめます。この本で紹介する十冊は、すべて、子どもに読むためだけの本ではなく、大人が純粋におもしろいと思える本ばかりを選んでみました。だから、まずは、大人に読んでもらいたいと思います

著者紹介

出口 治明(でぐち・はるあき)

ライフネット生命創業者。一九四八年三重県生まれ。京都大学法学部卒業後、一九七二年日本生命入社。ロンドン現地法人社長、国際業務部長などを歴任。二〇〇八年にライフネット生命を開業。二〇一七年に、代表取締役会長を退任後も、後進の育成など同社を支える。歴史への造詣が深く、『「全世界史」講義』シリーズ(新潮社)、『仕事に効く 教養としての「世界史」』(祥伝社)などの著書がある。また、自身の読書論を綴った『本の「使い方」―1万冊を血肉にした方法』(角川oneテーマ21)はベストセラーとなった

目次

1章 『はらぺこあおむし』には宇宙がぜんぶ詰まっている。
2章 『西遊記』は、ハチャメチャだけど愉快痛快。
3章 『アラビアン・ナイト』でわかる、アラブ人ってほんとにすごい。
4章   どんな人生にも雨の日があるから『アンデルセン童話』を読む。
5章 『さかさ町』で、頭と心をやわらかくする。
6章 『エルマーのぼうけん』には、子どもの「大好き! 」がテンコ盛り。
7章 『せいめいのれきし』で気づく、いまを生きることの大切さ。
8章   毒があるから心に残る『ギルガメシュ王ものがたり』。
9章 「効率ばかり追って幸せですか?」と『モモ』は問いかける。
10章 大人も子どもも『ナルニア国物語』を読もう。