はじめての構造主義
橋爪 大三郎 講談社現代新書
内容紹介
西欧文明中心の近代に終わりを告げ現代思想に新しい地平を拓いた構造主義。レヴィ=ストロースの親族・神話研究の、鮮やかな方法と発想の背景に見えてくる、ソシュール言語学やモースの贈与論。そして遠近法にまでさかのぼる、数学史の水脈に隠された〈構造〉のルーツ。モダニズムからポスト構造主義への知の戦線に、軽快な文章で歯切れよく迫る! (講談社現代新書)
現代思想の原点が
ビックリするほどよくわかる【入門書の決定版!】
西欧文明中心の近代に終わりを告げ、現代思想に新しい地平を拓いた構造主義。レヴィ=ストロースの親族・神話研究の、鮮やかな方法と発想の背景に見えてくる、ソシュール言語学やモースの贈与論。そして遠近法にまでさかのぼる、数学史の水脈に隠された〈構造〉のルーツ。
モダニズムからポスト構造主義への知の戦線に、軽快な文章で歯切れよく迫る。
【はしがきより】
この本の題を、『はじめての構造主義』といいます。
「はじめての」と断るからには、「構造主義」なんて聞いたことない、一体それなあに?という人にも、わかってもらわないといけません。そこで、ちょっと進んだ高校生、いや、かなりおませな中学生の皆さんにも読んでいただけるように、書いてみました。……
この本は、小さな本ですが、構造主義のいちばん大切なところがわかるように、心をこめて書きました。ですから、おしまいまでお読みくだされば、構造主義とは何なのか、かなりすっきりした見通しが得られるはずです。
著者紹介
橋爪 大三郎(はしずめ・だいさぶろう)
1948年生まれ。神奈川県生まれ。社会学者。東京大学文学部卒業。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。東京工業大学名誉教授。著書に『はじめての構造主義』『はじめての言語ゲーム』(ともに講談社現代新書)、『ほんとうの法華経』(ちくま新書)、『戦争の社会学』(光文社新書)、『丸山眞男の憂鬱』(講談社選書メチエ)など。社会学者・大澤真幸氏との共著に、『ふしぎなキリスト教』(新書大賞2012を受賞)、『げんきな日本論』(ともに講談社現代新書)がある。
目次
第一章 「構造主義」とは何か
第二章 レヴィ=ストロース:構造主義の旗揚げ!
第三章 構造主義のルーツ
第四章 構造主義に関わる人びと:ブックガイド風に
第五章 結び
参考図書
関連サイト
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