読書日記

お薦めの本を紹介します

池上彰の「君たちはどう生きるか」

 別冊NHK100分de名著 読書の学校

池上彰 特別授業 「君たちはどう生きるか」 (著)池上彰 NHK出版

 参考文献

 

君たちはどう生きるか (岩波文庫)

君たちはどう生きるか (岩波文庫)

 

 

本書は、「100分de名著」の別冊の内の一冊です。そして、本書は年表や図表を用いて、「君たちはどう生きるか」ができた背景や脚注もあり、池上さんの解説が分かりやすく、とても読みやすい本です。
君たちはどう生きるかは」は、戦争が激しくなろうと言う時期に書かれたもので、作者自身がその後治安維持法で逮捕されていることを考えれば、当局に非常に気を使って書かれた著書であることが伺えます。
そうしたことを考えると、現代の中学生にこの本を理解してもらうことは、非常に大変なことだと思うのですが、池上さんは見事な解説をしてます。
スマホ全盛の時代で、「知識」は簡単にいくらでも得られる時代です。
でも、そこから「自分で考える」ことが大切だと説いています。

内容紹介

 よい本との出会いは、人生の宝物です。読書の達人が、本の選定と読み方を指南!

 

 なぜ、戦争はなくならないの?人間にとって、本当に大切なことって何だろう?豊さとは、友だちとは、歴史とは、真の英雄とはー。第二次世界大戦前の1937年に、名作「君たちはどう生きるか」で、児童文学者の吉野源三郎が投げかけた永遠のテーマを池上彰とともに考える。

 読書の学校は、「NHK100分de名著」のコンセプトをそのまんまに、人気の著者が名著を自ら選んで中学校・高校に出向いて特別授業を行う、NHK出版独自の新シリーズです。今回は、ジャーナリストの池上彰さんが、2017年7月7日に東京の武蔵高等学校中学校をおとずれました。

吉野源三郎(よしの・げんさぶろう)

東京府出身。明治大学教授、編集者、児童文学者。1899(明治32)年~1981(昭和56)年。

君たちはどう生きるか』(1937年新潮社日本少国民文庫として刊行,現在は岩波文庫ポプラ社ジュニア版吉野源三郎全集に収録)の著者として広く知られていますが,岩波書店の編集者・経営者でもあり,岩波新書の創刊(1938年)に携わり,戦後は雑誌『世界』の初代編集長を1965年まで続けました.平和問題談話会を組織し,全面講和論の論陣を張って積極的に平和の問題に取り組んだことは有名です。著書に「人間の尊さを守ろう」、「人類の進歩に尽くした人」などがある。

著者紹介

池上彰(いけがみ・あきら)

ジャーナリスト
1950年、長野県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、NHKに入局。報道記者、キャスターとして活躍。「週刊こどもニュース」のお父さん役で大人気に。2005年に退職。名城大学教授、東京工業大学特命教授などを務める。『おとなの教養』『はじめてのサイエンス』『見通す力』『伝える力』『世界を変えた10冊の本』など著書多数。

目次

はじめにーいま、君たちに一番読んでほしい本

第一講 「豊さについて」

第二講 「友だちについて」

第三講 「歴史について」

第四講 「どう生きるかについて」

特別授業を受けてー生徒たちの感想