読書日記

お薦めの本を紹介します

なぜ戦争は一年早くやめられなかったのか?

  とめられなっかた戦争

    加藤 陽子   文春文庫

 

内容

 この本は、2011年(平成23年)5月、NHK教育テレビで4回にわたって放映された「さかのぼり日本史 昭和 とめられなっかた戦争」の内容に基づいてます。

「それまで侵略はなっかた」主張し続けてきた安部首相に真っ向から対抗し、歴史家としての気概を見せた加藤陽子東京大学院教授。いまいちばん旬な歴史学者の加藤教授が、語り下し形式で、日本の近現代史を分かりやすく解説した本です。

 本書は「なぜ戦争の拡大をとめることができなかったのか」「なぜ一年早く戦争をやめることができなっかたのか」がテーマ。繰り返されてきたこの問いを、人々の思いが今なお染みついた土地と資料から考え、日本の近現代史をわかりやすく解説していく歴史ガイドです。

 感想

 文章がとても分かりやすいでした。さかのぼり形式も新鮮で良かったです。つくづく読んで思ったのは、終戦の一年前のサイパン失陥の時点で、戦争を終結できなっかたのか残念でなりません。

 

 

   目次

第一章 敗戦への道 1944年(昭和19年

 

第二章 日米開戦 決断と記憶  1941年(昭和16年

 

第三章 日中戦争 長期化の誤算 1937年(昭和12年

 

第四章 満州事変 暴走の原点 1933年(昭和8年